薬を通して皆様の健康をサポートします ケーファーマシー株式会社

【2025年最新版】おすすめの花粉症対策グッズを紹介
2025.03.13 | 薬剤師・薬学博士 小林和正
<監修薬剤師:小林和正>

東京理科大学薬学部卒業後、修士課程に進学し、東京理科大学大学院薬学研究科修士課程を修了。その後、博士課程に進学し、東京大学大学院薬学研究科博士後期課程を修了。大学院在学時に、物件を探し薬局を創業し、2016年にケーファーマシー株式会社を設立後、代表取締役に就任。


花粉症は年々増加し、2人に1人が発症していると言われています。 

ですが事前対策をしている方は少なく、症状が出てから対策をし始めることが多いのではないでしょうか? 

花粉の時期は体内に花粉を入れないことが最も重要です!

今回はすぐにできる花粉症対策とグッズを紹介します。

都心部では花粉症が悪化しやすい?!

都心部で花粉症が悪化しやすいのは、地方に比べてアレルギーを悪化させる大気汚染物質(自動車の排気ガスなど)が多いことが原因であると言われています。 

大気汚染物質が花粉に接触すると、花粉の表面が傷つき中身のアレルゲンが外に出てしまいます。中身のアレルゲンは細かい粒子のため 体内の奥深くまで侵入し症状を悪化させてしまうのです。

このことから外出する際は、万全な対策が必要であると言えますね。 

対策はいつから?

花粉症は症状が出る前からの対策が効果的とされています。 

スギ花粉、ヒノキ花粉の飛散時期を見てみましょう!

日本気象協会 https://tenki.jp/pollen/expectation/

花粉の種類によりますが、おおよそ3月~4月中旬までは花粉の飛散量が多いことが分かります。

早めの対策がおすすめですが、今からでもきちんと対策をすることで花粉症の症状を緩和することができます。 

また、ウェザーニュースや日本気象協会などで各地域の花粉飛散量がチェックできるため、外出の前に確認してから適切な対策をするとよいでしょう。 

花粉症対策グッズは? 

①マスク 

通常の花粉のサイズは約30~40μgですが、細かくなった花粉は約1μgまで小さくなります。細菌の大きさが約1μg、ウイルスの大きさが約0.1μgのため、細菌やウイルス飛沫をブロックできるマスクを選ぶことでより高い効果が得られるでしょう。 

また、マスクの素材は使い捨ての不織布マスクがおすすめです。 

三次元マスク

高機能4層構造 

天然カテキン由来の抗菌加工フィルターを内蔵

補修フィルターを内蔵

超快適マスク、超立体マスク

ウイルス飛沫を99%カットできるフィルターを搭載

すき間を作らない装着感

通気性と遮断性を両立させた2層フィルターマスクも販売 

②花粉対策めがね 

花粉対策めがねは花粉の侵入を防ぐためフードと呼ばれる保護カバーがついており、約94%の花粉をカットすることができます。 

普段使いのめがねでも約60~70%の花粉をカットすることができるため、コンタクトレンズを使用している方も花粉の時期はめがねの使用をおすすめします。 

ハイドロ銀チタン 花粉対策めがね

花粉を水、二酸化炭素、窒素に変える

度付きフレーム対応

曇り防止加工レンズを搭載

花粉対策めがねはレンズ部分が大きめで、顔とのすき間が小さいものを選ぶとよいでしょう。 

専門店やドラッグストアで取り扱いがあります。当薬局でも販売中のため気になる方はお気軽にご相談ください。 

③花粉ブロックスプレー 

スプレーの保湿効果により静電気の発生を防ぎ、静電気に寄せつけられやすい花粉をブロックします。また、イオンの膜を作ることでイオンが花粉を吸着し、鼻・目・口への花粉の侵入を防ぎます。 

アレルブロック 花粉ガードスプレー

家族みんなで使える無香料・無着色・低刺激タイプ

ヒアルロン酸・セラミド配合

メイクの上から使えるもの、衣服にも使用できるもの、ヒアルロン酸・セラミド配合のもの、お子様にも使用できる低刺激のもの、アルコールフリーのものなど様々なので購入前によく確認してから選びましょう。 

花粉対策めがね、花粉ブロックスプレーなどネットでも好評販売中!詳しくはコチラ→

④内服薬や外用薬などの市販薬 

花粉症の症状が出始めている場合は、市販のお薬を使用することも効果的です。 

花粉症の市販薬には医療機関で処方されるお薬と全く同じもの(スイッチOTC)も販売されており、薬局やドラッグストアで購入できます。

 内服薬、点鼻薬、点眼薬などがあるので、普段処方されている薬が市販薬として販売されている場合や医療機関を受診しにくい方は検討するとよいでしょう。

市販薬に関する詳しい記事はコチラ↓

まとめ

花粉症対策のポイントをチェック!

・花粉症は症状が出る前、早めの対策が重要 

・マスクやメガネで花粉の侵入を防ぎ、スプレーで花粉がつきにくい状態にする 

・家の中に花粉を持ち込まないように、玄関先で花粉を払い落とす 

・帰宅後すぐに手洗い、うがい、洗顔をする 

・花粉飛散量が多い日は洗濯物の外干しは避ける 

・空気清浄機を使用する 

・免疫力を上げるため、バランスのよい食事、睡眠、規則正しい生活を心がける 

・症状が出ている場合は我慢せずに薬を使用する

2025年春の花粉飛散量は2024年と比べると各地で増加傾向であると見込まれています。 

関東ではスギやヒノキから始まり秋はブタクサなど、いつまでも花粉が飛散している状況です。症状を軽くするためにもしっかりと対策をしましょう!